星用のレンズあれこれ


忙しい最中で考える、星用レンズの入れ替えについて


定期的に行っている(つもりの)入れ替えですが、そろそろ考えるだけ
でもとか思って思案中。いや、仕事から現実逃避中! (^^;)

星が解像していて、周辺が流れず、色収差(色ずれ)のないレンズが
理想ですが、+明るくて周辺落ちの少ないレンズが・・・ な妄想。



現在の稼働率の高い星用手持ちレンズは
Samyang 14mm F2.8  Samyang 35mm F1.4  Nikkor 50mm F1.8G(SE)
Nikkor 85mm F1.4D F2  Nikkor 105mm F2.5  他、300mm以上の長玉


問題は150~200mm域のレンズがない事。他にも現在の手持ちのレンズで
星用には向かない感じの物もあるようで。

色々調べていたら面白そうなサイトがあってそれで検証してみました。
ただこれで判断できるのは主に解像度と、色にじみ位ですかね。
まぁこれでも判断材料にはなるかなと思います。




まず星用の神レンズとして名高いsamyangは除外しておくとして、
(検証しましたが問題なく良いレンズでした)他はどうか?
価格を考慮せずに私的保有+理想なレンズを調べてみました。


● Nikkor 20mm F1.8G (検討中)

20
<20mm F1.8時>

カタログにも出てるくらいですから良いのでしょうね? そう思って。
F1.8では解像度が低めだが、F2にすると驚く程よくなる。
ただ周辺の色にじみは開放から絞って行っても同等程度で上がる事は
ない。F2オンリーで使うなら悪くはない感じ。

ただカタログ写真もそうだけど、周辺部分はハト形状になる。
残念ながらキラーレンズにはなりえないかな。

他、24~35mmレンズを見たけど、35mmF1.4G以外は星用運用に向かない。
元々が星用で作ってないので致し方ない所か。
尚、14-24F2.8Gはsamyang14があるので現状では検討に値しない。



● Nikkor 50mm F1.8G(SE) (保有中)

5018
<50mm F1.8時>

5040
<50mm F4時>

開放から良い感じ。F2~でかなりいい。ただF2.8からセンターに色
にじみ発生、F4で周辺ににじみが発生。F5.6~F8くらいで治まって
来るも、そこは使わない領域。F2~F2.8未満オンリーで使うなら
使えるレンズか。
通常使用でも良好に使え、コスパの高いレンズの域を出た傑作レンズ
だと思います。



● Nikkor 58mm F1.4G (50SEと比較)

私が見たサイトのテストでは、F1.4とF1.6はピンが来ていない模様。
なのでその部分は正確には判断できないのですけど、ただ解像度は
明らかに低めでF2から解像度が上がって行く感じ。
(50mmF1.8Gよりも解像度は低いですね。)
絞っていくと解像度は上がるけど、逆に色にじみが発生して安定する
のはF5.6から先。F8が絵的に最高になるが、星用としては無用な
領域なので・・・。

このテストは近接時の模様。無限時は解像しているとの話もあるが、
星運用している保有者があまり使っていない事からしても、星向き
ではないのだろうなと思っている次第。

ただポートレートの写真を写真展で見ましたが、あのボケ・・・。
これは二兎追うレンズではないのでしょうね。



● Nikkor 85mm F1.4D (保有中)

ニッコールの中で、最も玉ボケがきれいなレンズであると私が
思っているレンズ。難は色収差か。

8514
<85mm F1.4時> 開放時は解像度も色収差もひどい状態。


8520
<85mm F2.0時> F2以上で良好に安定し始める。でも周辺は甘い。

まぁ、私はF2.2でしか使わないので問題なし。でも星運用するには
勇気がいるね。だって結露が怖いし・・・



● Nikkor 180mm F2.8D (この焦点距離が欲しい)

18028
<180mm F2.8時>

18040
<180mm F4時>

フィルム時代のレンズなので、解像しない事はわかってたけど。
撮影された星の写真を見ていても解像していない上に色滲みも
凄くて全くもって使えないレベルです。
そろそろ新型を出しませんか? 70-200でカバーですか?

70200
<70-200mm  200mm F2.8時>

ちなみに現行70-200の2型の星運用は色収差的にはかなり厳しいレベル。
どうしてもニッコールでなければなら新型Eレンズ期待待ちか。
ただVR入っているから、あまり期待はできないのだよね~



同等領域で私の嫌いなシグマから150mmと180mmが出てる。
この2本が驚く程、星運用に使えるレンズで。

s18028
<180mm F2.8時>

開放から使える。流石に最前面からFLDを使うと恐ろしい絵になる。
それより、凄い400mmF2.8を出してくれないかな。


他にzeiss APO135mmF2が恐ろしく凄い。完全に他社比で2歩は
頭抜けてる。すげ~、コシナ! やはりVRなしだと差が出る。
高いけど欲しくなるレベルですね。



● 私的勝手総論と愚痴

星用のレンズは1に製造精度、2にレンズの材料、3に設計思想だと
思っております。

ニコンは製造精度は高いけど、そんなに良い材料は使っていないと
私は思っています。この点はタムロンとかもその系統ですね。
タムロンの某超広角ズームは星運用にはダメダメですし。
何れも星運用でなければ良いレンズなのですがね。

逆にsamyangとか通常使用では疑問点が多いレンズが星運用として
最高のポテンシャルを出してくれたりします。
この系はシグマもそうですが、無用なくらい良い材料を盛ってきます。
ただシグマはレンズの硝材以外が色々ダメですからなぁ。
通常使用に耐えられないレベルですし、自己改造が必要・・・?(TT)


今はAFとかVR(手ブレ補正)でレンズを作る時代ですが、この機構を
導入すると途中のレンズ部分がどうしても小さくなる。
なので過補正が必要な部分がでるので余計な収差が生まれるのですよね。
天体望遠鏡みたく、最前面からラストまで大きめのレンズでドン!と
構成すると収差の少ないレンズになるのですが。
コシナやsamyangのレンズが無理のないMF専用なので良い絵が出る
のもそのせい。MFツァイス(コシナ)も。

短い焦点距離天体望遠鏡はおもちゃみたいなのしか作らないから
良いの作ればと思うのですが。でも低スペック望遠鏡でも高スペック
カメラレンズと同等金額だったりするし。
やはりカメラレンズのような量産相手ではリスクが大きいのでしょうね。

となると、シグマなのか・・・ (xx)




ところで話は変わって。皆さん知ってます?
D5、D500、D810Aでは以下のレンズが使えないって ! (星運用時)

20161001054146

如何にも以下のレンズは問題なく使えますよって書き方ですけど
70-200 F2.8G  300 F2.8G  400F2.8G などはVR切っても
ムラが発生して星運用できませんて~!
(多くのユーザーがニコンに確認済み)

ええっ? なら400F2.8Eですか? 流石にこれは買えませんやろ~(TT)
まあ夢を見るだけなら・・・ (^^;)